地蔵祭り

ここに嫁いできて、家の前にお地蔵様を祀っていて、宿老が毎月1〜2回、花芯を替えている。
いつ頃から、どういう経緯でここに祀ったのか、わからない。
地蔵祭りとか、は全く無い。
私が育った所には、地蔵祭りがあって、お地蔵さんめぐりをして町内の人にお菓子を貰ってまわった記憶がある。
今日は、24日、子供の生まれた日と同じ日でもあり、今年虎年、24歳にもなる、ということで、初めて地蔵祭りをやってみた。
インターネットで調べてみると、地蔵とはサンスクリット語のクシティガルバの意訳でクシティは「大地」、ガルバとは「胎蔵」のことで、あわせて「地蔵」と訳された。
平安時代以降に阿弥陀信仰と結びつき、地蔵信仰が民間に広がり、道祖神と同じように村を守る役割も果たすようになる。地獄の鬼から子供を救おうとして子供の守護神ともなり、現在にいたっている。
夫が花芯の水をかえてくれたので、簡単にできる茹で餅20個を作ってお供えし、近所は子供がいないので、おばあさん達2軒と区長さん所に持って行って食べてもらった。


夫の母には、新しい前垂れを頼んだが、本格的に作っているのでびっくりした。
少し大きいが、立派な前垂れができた。
夫と母が地蔵に前垂れを取り付けた。母には、来年も作るよう頼んだ。
ここの地蔵さんは木でできていた。今までだだ呆然と見ていたので気がつかなかった。