宝来エンヤ


940年の歴史を持つ外嶋住吉神社の10年ごとの年紀祭。1069年、後三条天皇が造らせた神像を舟に載せ大阪から流したところ、漂着。住民が神像を引き上げて祭ったのが始まり。翌年神殿完成したとされている。
今日は、船渡御。下から「御旅所」でご神体を3隻の舟に載せ、櫂でこぐ伝馬船8隻で800メートル上流まで引っ張る。
住民が神像を引き上げた故事の再現で、大漁旗をはためかせた伝馬船の前後ろで漁師が踊りを舞う。
この祭りの船を拝啓に息子が4歳の時,1990年、偶然撮った写真がわが家のお気に入りの一つなのである。
今年は、20年ぶりで、もう息子は大きくなり、当時の幼く、かわいらしい、あどけない表情はないけど、私たちはこの10年ごとの祭りがくると、当時を思い出します。