宮籠りと御幣

今日は、すごい雨が降るらしい。
朝から夫は宮籠りの準備。途中、市の会議に出席。
昨日の夕方、今日のために、藁で御幣を作った。

御幣(ごへい)とは神主さんが持っている2本の紙垂(しで)を竹や木の弊串に挟んだ神祭用具。神様をお招きするために用いられる。この地域で藁をてるてる坊主のように用いている由来は、ほうきを逆さにした形が御幣に似ているところから、生まれたものだと考えられる。御幣は神様が降りてくる場所のことを言う。ほうきの先に降りてきた神様が平気で長居するような人を追い出してくれるという言い伝えがあるが、この地域は農作物の病気を追い払うことを願って地区の境に御幣を立てる。「さかさほうき」のおまじないに似ている。
田植えの時期に御幣を3箇所に立て、稲刈り後引きぬくのである。
宮籠りや御幣を立てたりするのは、五穀豊穣を祈って神様にお願いする行事なんだと改めてわかった。
生協の時、区長さんから京都の祇園祭こんちきちんという名のやぶれ饅頭と七味唐辛子をお土産に頂いた。